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車両整備~オイル交換・オイル漏れとは・・
オイル交換
今回はオイルのみの交換でご来店いただき、作業させていただきました!お車はR60になります。
交換方法は上抜きになり、オイルレベルゲージに管を入れて負圧により抜き取ります。特に今の時期は寒くなりオイルをしっかり温めないとすんなり抜けないので、冷えた状態からだと10分程度の暖気は必要なんです!
暖気の効果とは・・・・例えば、エンジン内部のパーツはエンジンが適正な温度まで温まった状態になって初めて、本来の性能を発揮できるようになっています! もちろん、今時のエンジンではパーツの加工精度も格段に高くなっているのでシビアに考える必要はないのですが、ピストンなどは今でも温度管理が必要な代表的な部品の一つです。 そのため、エンジンを労わる意味や冷えた状態ではピストンのクリアランスの問題発生しますので今どきのエンジンでもある程度の暖機運転は必要かもしれませんね(*’▽’)
オイル漏れ
オイル繋がりで、皆さんも良く聞くオイル漏れ、どういった所から漏れているのかなど簡単にご紹介します。
オイル漏れの原因・・・大きく分けて「外部漏れ」「内部漏れ」「経年劣化」の3つに分類ができます。また、症状を確認をすると、原因や修理箇所がわかってきます。
外部漏れとは、エンジンオイルのキャップやヘッドカバーパッキンなどが劣化し、オイルが燃焼室やエンジン外に漏れ出してしまう症状になります。
症状として写真にあります駐車をした時などに車両の下に水たまりのようにオイルが漏れてしまいます。水たまりが、黒く粘着性があったり、焦げ臭いがしたら、エンジンオイルの漏れと判断になります。
エンジンオイルが漏れる原因として、もっとも多いのがバルブシールの劣化です!!
バルブシールは、エンジンの内部を繋ぐためのものでゴム状のシールパッキンで覆われています。
これらのパッキンが経年劣化をしていくことが、オイル漏れの原因として挙げられます。そして劣化をしていくとゴムの伸縮性がなくなり・硬化をしてしまい、そこに隙間が生まれて、そこからオイルが漏れ出しやすくなります。
内部漏れとは、ガソリンの燃焼室からオイルが漏れ出して、ガソリンと一緒に燃焼してしまう症状。
エンジン内部のシリンダーとリングの間から、オイルパン内のオイルが燃焼室に上がるので「オイル上がり」と呼ばれます。
オイル上がりの原因は、ピストンリングの消耗やシリンダーの損傷によるものとなり、内部漏れの症状として、マフラーから白煙が上がる、オイルのヘリが異常に早いなど症状がみられます。
このような症状が出ていると内部漏れが疑われます。また、年式が古い車に多く出やすい傾向があります。
そしてオイルシールは、オイルが漏れ出るのを封じるという役目を果たしています。
どこからオイルが漏れ出るのを防ぐのか・・・
さまざまな機械製品にはその機械内部が駆動した際に「摩擦」が生じる部分があります。通常は、この摩擦部分が動きやすくなるように潤滑油などのオイルを差し入れます。しかしただ差し入れただけですと、どうしても機械の隙間からオイルが漏れ出てしまいます。そこでその摩擦部分をオイルシールで保護することで、潤滑用に入れたオイルが外に漏れ出てくることを防いでいます!!
このようにオイル漏れにも様々な箇所からの原因があります。エンジン始動中の焼けた臭いや、停車している車の下に垂れているなど、症状が自分にも該当している・身に覚えがある、どうすればいいのか分からないなどありましたら気軽にお声掛け下さい!!
まずは点検し漏れ箇所をしっかり特定していきましょう!放置しておくと他の箇所の不具合や悪化にも繋がるので早めの対策をしていきましょう!(^^
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